横浜商大高柔道事故訴訟、学校側に逆転賠償命令

2008年5月、横浜商科大学高校柔道部において、入部したばかりの柔道未経験者の男子生徒(当時高1)が、試合の応援に行った際にウォーミングアップも無しに出場選手の投げ込みの相手をさせられ、数名の選手に数回投げられた後、意識不明の状態となり、急性硬膜下血腫を発症、遷延性意識障害になった事故の控訴審判決が2013年7月3日に出ました。

判決で、「男子生徒は事故の約1カ月前に柔道を始めた初心者で、約2週間前にも練習後に頭痛を訴え、脳振とうと診断されていた」と指摘。「顧問教諭は安全確保のために特段の指示もせず、試合前の練習に漫然と参加させた」として、請求を棄却した一審判決を取り消し、高校側の注意義務違反を認め約1億8700万円の支払いを学校側に命じました。

請求を棄却した一審判決を取り消し、

以下、各社報道へのリンクです(リンクは2013年7月4日時点のものです)
NHK
日本経済新聞
朝日新聞
読売新聞
ウォールストリートジャーナル
スポーツニッポン




ページの先頭に戻る