脳脊髄液漏れの治療法ブラッドパッチが保険適用となる

・「髄液漏れ治療法、保険適用へ 患者ら悲願達成 医学研究前進の10年」
http://mainichi.jp/articles/20160115/ddm/003/040/033000c

・「髄液漏れ治療法ブラッドパッチ、保険適用と結論…厚労省」
http://mainichi.jp/articles/20160115/k00/00m/040/046000c

脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう)という病名をご存知の人は、いったい何人おられるでしょうか。ほとんどの人がご存知ないと思います。

しかし柔道事故では、脳脊髄液減少症が多く発症しているのではないかと私共は危惧しています。

記事によると、髄液漏れを診断できる医師が少ないために、46%の患者さんが6ヶ所以上の医療機関を転々とし、59%の患者さんが正しい診断にたどり着くのに1年以上もかかっていました。私共への御相談者の方々も、何か所もの病院を転々として苦しんでおられました。

柔道をしていて、原因が思い当たらないのに「頭痛」「めまい」「吐き気」などの症状が出て、しかも徐々に症状が強くなって苦しんでおられたら、その症状が出た2~3日前とか1週間前に、稽古中に頭頚部や背中に激しい衝撃を受けた経験があったかどうか思い出して下さい。

特に頭痛で、「体を起こしているとひどくなり、体を横にしているとわりと楽になる」という症状があるならば、髄液漏れを疑って下さい。

参考サイト「柔道事故を知る・・脳脊髄液減少症」
http://judojiko.net/knowledge/injury/1909.html

2016年1月23日




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