柔道の部員数 半減に 運動部活動 人気の推移

 今年の1月4日付けの名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授 内田 良氏の発表によれば、各部活動の部員数全国統計は、中学校が2001年度より、高校が2003年度より公開されている。この統計の推移を各部活動ごとに見た結果、中学校の主要な運動部活動においては、2001年度と比べてもっとも部員数を伸ばしているのは、サッカーだった。少子化の流れのなかで、ほとんどの部活動が部員数を減らしているにもかかわらず、サッカーは約1.1倍の増加を記録している。
 そしてここで気がかりなのは、柔道の部員数が激減していることである。主要部活動のなかで目立って減少幅が大きく、2001年度と比べて、部員数は約半分にまで落ち込んでいる。そこからは、一時点を起点とした場合の、各競技種目の人気の変化が見えてくる。
 同様の傾向は、高校でも確認できる。2003年度と比べて増加率がもっとも高いのはサッカーで、1.2倍に達している。他方で、柔道の減少率は著しい。部員数は右肩下がりで、4割の減少である。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20160104-00053087/

2016年2月6日




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