ハラスメント及び虐待の防止
ハラスメント及び虐待の防止
SAFEGARDING FROM HARASSMENT AND ABUSE
https://t.co/d3SBYiNWG2
国際柔道連盟(IJF)
はじめに
柔道ファミリーのすべての人たち(コーチ、マネージャー、選手、スタッフ、ボランティアなど)にとって、暴力が使われない安全かつ尊重できる環境で練習を行えることは基本である。国際柔道連盟関連活動において、ハラスメントや虐待の行為・態度を許すことができない。
ハラスメント
・身体的ハラスメント
―身体的に威嚇する、押しのける
・セクシャルハラスメント
―望まない、または強要された性的関係をもつ;性的行為と交換で報酬を与える
―望まない、または不適切な性的提案をする;下品または性的なコメントをする
・エモーショナルハラスメント
―個人に対してまたは個人について、軽視するまたは屈辱的な冗談を言う
・歓迎されない、不快な、あるいは敵対的な顔の表情や身振り手振りをする
・ジェンダー/レイシャルハラスメント
―個人の性別、人種、性的指向に否定的に言及する
・サイバーハラスメント
―脅迫的な電子メールやメッセージを送る
―ネット上で被害者を中傷する発言をする
虐待
・身体的虐待
―過度な運動、殴る、叩く、蹴る、揺さぶり、ドーピングの強要などを行う
・性的虐待
―選手と性的関係を持つ
―不適切な性的接触を行う
―性的行為と交換でスポーツにおける報酬を与える
―性的な提案をする
・精神的な虐待
―自己認識、尊厳、自尊心を低下させる可能性がある扱いをする
―意図的に注目しない
―トレーニングに頻繁に(または長期間)参加させない
―屈辱的な行為
・ネグレクト
―運動用具の安全確保を怠る
最も重要な義務
ハラスメントや虐待があったときは、どのような場合でも報告することが重要である。黙っている人は共犯者になってしまう。
懸念される事例を報告するには?
インテグリティ(誠実さ)とコンプライアンス(法律・社会通念を守ること)のレポート
IJFは、誰もがハラスメントや虐待の事例を報告できる「インテグリティと
コンプライアンスのプラットフォーム」を導入している。
https://reportintegrity.judobase.org/form
現行のIJF規則に従って、レポートは匿名で提出され、機密として扱われる。
追加的な情報または質問がある場合は
IJFセーフガーディング・オフィサーにお気兼ねなくご連絡ください。
(Anastasia Parusova と Theodor Adrian Pop)
safejudo@ijf.org
IJFの御許可をいただいて当会で和訳しました。
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2022年10月22日