松本市柔道教室裁判:高裁が和解勧告

2008年5月、長野県松本市の柔道教室で当時小学校6年だった沢田武蔵君が練習中に男性指導者から投げられ急性硬膜下血腫を発症、現在も遷延性意識障害の状態にある事故の民事訴訟の第1回控訴審が東京高裁にて行われました。

1審の長野地裁松本支部では、2011年3月16日に原告側の主張を認め原告勝訴の判決が降りていますが、被告側(指導者側)が事故は不可抗力によるものだとして控訴をしていたものです。

8月4日に開かれた控訴審において、東京高裁の市村陽典裁判長は和解を勧告しましたが、 被告側は指導者本人がいないという理由で和解を保留したため協議は次回以降に持ち越されました。

なお、この事件については、2010年9月に男性指導者が業務上過失傷害の疑いで地検松本支部に書類送検されています。

■日本テレビ
http://www.teny.co.jp/nnn/movie/news884975.html




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