愛知県:柔道教員に6日間の講習で黒帯を認定 – 講道館が実態の調査へ。

本日(2011年1月16日)の読売新聞で、愛知県教育委員会が県柔道連盟へ委託し、柔道経験がほとんどない中学、高校の体育教員を対象に開いている柔道の指導者講習(1年目2日、2年目4日の計6日)で、30年近く、受講者全員に段位(黒帯)が授与されていたという報道がありました。

愛知県柔道連盟は「柔道ではほぼ初心者だが、体育教員としての運動能力はあり、6日間で全員が初段程度のレベルに達している。講習内容も十分で段位認定に問題はない」と説明。
愛知県教委も問題はないとの考えで、「段位はあった方が、無いよりは充実した指導ができる」として、学習指導要領の改定で柔道などの「武道」が必修化される新年度は受講者枠を44人に増やす方針
である、という事です。

これに対し、講道館審議部では「教員に対する段位認定講習は、各柔道連盟が一定の経験や実績を条件に、密な講習と厳正な審査を実施しているはずだ」としながらも、段位審査を連盟任せにしてチェックしていなかったことを認め、愛知のケースについては、「詳細を把握しておらず、事実関係を確認する」としています。
(以上、記事より抜粋して記載)

詳細については以下のリンクをご参照ください。
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/120116_1.htm




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