米で進む脳震とう対策(NHK)

NHKの海外ネットワークという番組で脳震盪への注意喚起がされています。

http://www.nhk.or.jp/worldnet/monthly/year/detail2012_04_141.html

脳震とうの後遺症についての注意喚起を怠っていたとして、米国のNFLの元選手たち400人以上がNFLを訴えたというもので、番組内では、今年度からはじまった中学での武道必修化についても、学校教育の現場でも脳震とうへの対処が必要だと言及されています。

脳神経外科の権威である日本大学医学部長の片山容一教授は、番組内において、
「柔道において脳震とう対策というのは大変重要だと思う。慣れていない段階で不用意な試合をすると危ないと思うので、指導体制をしっかり構築していく必要がある。脳震とうが実際起きてしまったら見逃さないということ、それから脳震とうの回復には意外と時間がかかる、週単位でかかるという認識を持って欲しい」
と話されています。




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