私は何度も言っている

私は何度も言っているーこの言葉は、宝塚市の中学校柔道部で起きた、顧問の激しい暴行事件
https://t.co/N6M6HgwCON?amp=1
https://t.co/bUz4fopTDT?amp=1
https://t.co/HmCjESczDm?amp=1
に対し、刈谷市(現在屋久島在住)の山田優美子さんがツイッターに載せた言葉である。

私は何度も言っている。
体罰という名を借りて生徒に暴行する教員の性根は治らない。いつか生徒を殺す。
反対に、生徒を殺したり大怪我を負わせたりした教員は必ず前科があり、それを許してきた教委や、保護者たち(被害者を除く)の責任だと思っている。
https://twitter.com/Yumiko_b_YAMA/status/1315903828605067265

山田さんは、2011年6月、野球部二軍監督のパワハラにより、高校2年生の次男を自死で喪っている。

山田さんだけではない。学校事故や事件(「指導死」)で、我が子を死に追いやられたり、障害者にされたりした被害者家族は、様々な場で訴えてきた。
当会も何度述べたかわからない。
「指導」という隠れ蓑をきて、「体罰」という名で、生徒に暴行を働いた教師や指導者は、
たまたまやってしまったわけではない。そういう素因を持っているのだ。
第二、第三の被害者を作らないためには、この行為を重く見て、即刻指導から外すべきである。

しかし、加害者を責めるだけでなく、このような暴力教師が後を絶たない理由を、今一度考えてほしい。
指導上の悪行がニュースになれば、その教員を世間は非難する。
けれど、山田さんが訴えるように、不適切な指導者を容認してきた教育関係者にも、「熱意のある先生だ」と絶賛する保護者達にも、大きな責任がある。

お母さん、お父さん。今回はたまたまあなたのお子さんがターゲットにならなかっただけだ。
もし、我が子が被害者になったとしても、「指導に熱心なよい先生だ。うちの子はやられてもしょうがない」と言えますか。




ページの先頭に戻る