「7歳児を死亡させた柔道指導者に9年の判決」

7歳児を死亡させた柔道指導者に9年の判決」

“Judo coach gets 9 years for death of 7-year-old student”

https://focustaiwan.tw/society/202206290014
Focus Taiwan (英語版)  06/29/2022
 

台中地方裁判所は水曜日に、7歳の少年を10数回床に投げて死亡させた無資格の指導者に対して9年の刑を言い渡した。

裁判所は、基本的な動作を習得できていなかった少年に大人である自分が過剰な力を使ったことを被告人何(Ho)は充分に反省しておらず、また7歳少年の親とも和解していないと述べた。

少年の母親は台中市会議員の陳清龍氏を通して、家族は判決を受け入れられず上級裁判所へ控訴すると話した。

検察官によると、何(Ho)は4月21日の柔道練習で生徒たちに7歳の少年黄(Huang)君を床に投げるように指導した。

何(Ho)は黄君が偽って具合が悪いふりをしたと思い、自分のことを「大ばか」と言って練習をしたがらなかった黄君を意図的に傷つけようとした。

何(Ho)は自分で黄君を10回以上投げると少年は頭痛を訴え嘔吐した、と検察官は述べた。

黄君は柔道を始めて2週間目であり、投げられた時に安全に受け身を行うための基本的な技を知らないと分かっていたにもかかわらず、何(Ho)は嘔吐した跡を掃除して黄君を投げ続け、彼が意識を失って倒れるまで技をかけていた。

黄君が反応しないため、何(Ho)は救急車を呼んだ。医療スタッフは脳出血があると指摘した。

入院後黄君は70日近く意識がなかった。6月29日に、前日に状態が悪化したため、両親は生命維持装置を外すことに同意した。

検察官は「児童及び少年福祉と権益保障法112条」及び「刑法277条」により何(Ho)を起訴した。




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