2024年10月に発信した主な投稿
2024-10-02 高校生自死の見舞金 日本スポーツ振興センターが一転し支給
支給が当然の事例だ。監督の行為は殺人。被害者家族にとって、監督や学校に非を認めさせ責任を取ってもらう手段が金銭しかないのだ。どんな高額を手にしても虚しさがより増すだけだが。闘うしかない。
2024-10-03 「ママ大好き」最後の言葉 〝使われなかったAED〟教訓に救命教育
『大きく息を吸うような動きがあったため意識も呼吸もあると判断』⇒死戦期呼吸ではないか! 実際の映像を見るのはつらいが教員研修で1回でも見れば一目で判断できるようになる。救える命を見捨てないで。
2024-10-04 卒業式前日に教員から性被害を受けた女性。「普通の学生生活を過ごしたかった」
『(DBS法では)懲戒免職や示談によって不起訴となったケースなどは対象の犯歴に含まれていない』⇒性犯罪では真っ黒なのに示談で不起訴になるケースがある。雇用側にとってこの情報は必要不可欠だ
2024-10-05 柔道授業指導力向上支援講習会の開催について 奈良県教育委員会
研修に一度も参加したことがない(つまり未経験)教員が柔道を教えている学校があるの? 体育教員は運動神経がよいからと未経験でも講習2~3日で黒帯を与えていた県がある。まさか今はやってないと信じたい。
2024-10-06 中学校武道授業の充実に向けて 安全で楽しく効果的な指導法 柔道
柔道の授業が始まる時期になった。体育教員がこの内容を一言一句頭に叩き込んで指導したら事故が起こるはずがない。「柔道だから脳しんとうや骨折くらいはしょうがない」の気持ちが重大事故につながっている
2024-10-07 『(柔道は)現状では指導者の経験に依拠したリスク評価の下でトレーニングが行われている』⇒こう書かれる現状を全柔連は認識し、更に改革を進められないものか。長年柔道は年平均4人の中高生が死亡していた。14年前当会が事故分析を発表すると2年で死亡ゼロ。だがまた最近。。
2024-10-08 2024年度事故速報 全柔連
記載は頭頚部のみ。骨折は記載無し。以前「柔道は骨折や捻挫が多いから要注意」の論文を書いたフランスの医師に「脳損傷や死亡事故になぜ言及しないのか」とメールしたら「脳損傷はゼロだ。死亡事故などありえない!」と日本の現状に驚愕していた。
2024-10-09 選手の安全対策革新によってNFLのプレシーズン中の脳振とうが記録的少なさを達成
柔道では今でも脳振とうが多発している。脳振とうを減らすには「最後まで引手を離さない」「相手が自分より下手なら必ず手加減をする」。これだけで多くの子が脳振とうにならずに済むはずだ。
2024-10-10 全日本柔道連盟 個人登録者数推移 2004年~2023年(男女計)
柔道人口は20年で40%近く減少したが小学生と未就学児は増加している。柔道事故が騒がれたためか中高生の重大事故は減少したが、小学生の重大事故が目につく。保護者はケガをさせない指導者に我が子を託して欲しい
2024-10-11 頭部が揺さぶられて脳神経を損傷して発症する軽度外傷性脳損傷(MTBI)。柔道でもMTBIと気づかずに苦しんでいる人がいるのではないか。柔道ではもっと激しく脳が揺さぶられて、MTBIより酷いびまん性軸索損傷を発症した子も多い。人の力だけで、一生重い障害を負わされるのだ。
2024-10-12 広島県教委、体罰した教員を戒告処分 生徒の後頭部をたたき、はずみで額が教卓に 打撲など負わせる
はずみで打撲だから注意だけ? 後頭部を叩くのは危険。柔道では後ろに倒されて後頭部を打ち、脳損傷を発症した事故が数多くある。運悪くはずみで~で片づけてはいけない。
2024-10-13 四肢の外傷の特徴と注意点 全柔連まいんど
『中学柔道部の受傷率…外傷全体106.1件/1000人/年。他の16競技部の受傷率…外傷全体31.1件/1000人/年』⇒柔道部は他競技部と比べて3倍以上の受傷率。異常過ぎる数値に普通なら驚く。だが多くの柔道関係者は驚かないようだ。なぜ?
2024-10-14 体育館の冷房設置2割弱 公立小中、教室ほぼ整備
熱中症死亡事故は屋外の運動部に多いと思われがちだが、熱中症死亡率1位は柔道、2位は剣道(1994~2013年度)だ。今後更に温暖化が加速する可能性が高い。来年夏までに体育館の冷房設置を早急に進めて子どもの命を守ってほしい
2024-10-15 生徒に暴行の野球指導者に有罪 大津地裁「正当化の余地ない」
「正当化の余地ない」の言葉に救われる。だが無抵抗の生徒を殴ってケガを負わせたり包丁を突き付けて脅してまでいるのに実刑でないのが残念。絶対的権力者の地位を悪用した犯行で、犯罪の中でもより悪質だ。
2024-10-16 野球指導者に有罪判決 合宿中生徒に殴る蹴るの暴行 大津地裁
よほど深く反省したから執行猶予になったのかと思ったら「当時酒に酔っていて、今後は禁酒を約束したから執行猶予」と知り唖然。今後禁酒を破ったら懲役刑になるのかな?? こうやってうやむやで幕引きになる。
2024-10-17 男子生徒の下半身触りスマホで撮影 山鹿市の中学校教諭の男 3度目の逮捕
スマホの証拠が3回目の逮捕につながった。更に余罪が次々出てくるだろう。性被害者は騒がれたくないと被害届を引っ込めやすい。強い立場を利用した卑劣な犯罪は一段と厳しく処罰してほしい。
2024-10-19 京都府警巡査死亡事故受け 愛知県警察学校で柔道の講習
京都府警察学校1校だけで、これまでに4人も死亡したのを放置してきたことこそ問題なのだ。生徒の講習でごまかさず、後頭部を打たせない指導ができる指導者養成こそが第一。指導者の指導責任をうやむやにしてはいけない
2024-10-20 『フランス国内で53万人の会員を擁する仏柔道連盟(FFJDA)は性暴力やジェンダーに基づく暴力事件に対する対応で批判を浴びた。FFJDAは全てのクラブや監督達がこのテーマに関する研修を受けることを義務づけた』⇒日本のように死んではいないが、仏でも暴力が問題になっている
2024-10-21 体罰の教諭など計9人を懲戒処分
生徒の頭を平手とバインダーで複数回叩く→2ヶ月減給1/10のみ。部員の胸と首の近くを押す→2ヶ月減給1/10のみ。腕を引っ張り椅子から落とし廊下まで引きずる→戒告のみ。どれも傷害罪や暴行罪で犯罪。教委は処分と共に警察にも通報すべきだ。
2024-10-22 近畿大学附属広島高等学校福山校で柔道合同練習会を実施 フランスの柔道指導者と選手が来校し、国際的な視野で柔道を学ぶ
すばらしい企画だ。仏の柔道人口はなぜ日本の4倍なのか。仏の子どもに人気なのはなぜか。なぜ仏では1人も死んでいないのか。真摯に教えを乞うてほしい
2024-10-23 急性硬膜外血腫 直後に意識あっても注意
柔道をやってて頭を打った経験が無いという人は皆無のはずだ。なので頭を打っても「いつものことだ」で軽視する傾向が強い。実際指導者が生徒の頭部打撲を軽視して死亡につながった事例が複数ある。頭を打ったら「脳神経外科」へ!
2024-10-24 「子どもを投げてつぶしたい」保育士が2歳児に異常な暴言、保護者が暴いた保育虐待 ボイスレコーダーで発覚
暴力や暴言が、子どもの脳を委縮させることは証明されている。この事実を教育に携わる全ての人が「常識」として知る日本になるのはいつのことだろうか。
2024-10-25 『シンさんは16歳の時、学校の柔道指導者から性的暴行を受けた。柔道指導者は柔道部員達の前でシンさんが意識を失うまで殴った。彼は性暴力行為直後に「このことを誰かに話したら柔道部の未来はない。2人とも今後この国では生きていけないだろう」と言った。』⇒韓国でも。。
2024-10-26 「気合入れろ」とバリカン手渡し丸刈り強要、腕立て・スクワットを1時間…警察学校で男女16人がパワハラ被害
兵庫県警察学校は強要罪の犯罪を放置だ。京都府警察学校は柔道授業で過去死亡事故4人や多くのケガ人が出ても原因究明無し。兵庫警察学校の柔道授業は大丈夫か。
2024-10-27 体育の授業中に頭を打った女子児童《教師間で情報共有なく2度嘔吐》救急搬送され「脳振とう」の疑い
「全教職員の緊急時の安全意識を徹底する」は事故が起きる度に聞かされる。高知市は3か月前にも水泳授業で小学生が死亡している。口先だけだから事故は繰り返される。
2024-10-28 子どもにここまで言わせるのか?札幌・中1男子生徒“性加害”事件、小3被害児童「魂の訴え」全文公開
被害児童の訴えを、1人でも多くの人に読んでいただきたい。どんなに幼くても、苦しみ抜いた者にしか書けない被害児童の訴えを。
2024-10-29 教員の性犯罪「傍聴ブロック」問題 「被害者保護」濫用は事件を封印する
横浜市教委の「被害者保護」は口実。実態は「自分達の保身」。被害者保護を考えているなら、もっと別の方法があったはず。性犯罪被害者だけでなく、多くの柔道事故事件被害者も教委に泣かされている。
2024-10-30 元プロアメフト選手3割に慢性外傷性脳症の自覚
柔道は頭をぶつけることが多いのに、慢性外傷性脳症の認知度が低い。症状が出て競技が続けられなくなっても、慢性外傷性脳症の知識もなく、変だな…でやめていき、陰で苦しんでいる被害者が多いのではないかと心配する。
2024-10-31 高等学校の柔道部活動における負傷事故の特徴
柔道は頭頚部だけでなく手足や肩等の負傷事故も非常に多い。どういう場面でどういう事故が発生しているか、指導者はこの論文の隅から隅まで頭に叩き込んで指導していただきたい。それができれば子どものケガは激減するはずだ。