柔道による死亡事故がまた発生:中1の男子が死亡(静岡県)

また、柔道による死亡事故が発生しました。
中学一年生の男子生徒で、4月に柔道を始めたばかりの初心者だったという事です。

以下、新聞各紙の報道より引用いたします。

■産経新聞
2010年7月7日01時08分配信
中学生柔道部員、受け身練習中に倒れて死亡
 静岡県函南町の町立函南中学校の男子柔道部で、1年の小川礼於さん(12)=同町間宮=が受け身の練習中に倒れ、病院へ搬送された後、脳内出血で6日、死亡したと県警三島署が発表した。同署で詳しい死因を調べるとともに、関係者から事情を聴いている。
 署によると、小川さんは6月27日午前7時半ごろ、体育館内の畳敷きの武道場で練習を開始。ランニングと立ち技の練習後、約10分の休憩を挟み、顧問の男性教諭(41)の指導で1年生部員5人と受け身の練習を始めた。約1時間後、受け身を終え、次の組み合いの順番待ちをしている間に倒れたという。
 男性教諭が駆けつけた際には意識はなく、近くにいた別の教師が119番通報した。入院先の病院で6日午後8時半ごろ死亡した。
 函南町教育委員会によると、小川さんは4月に同中学に入学後に柔道部に入部、柔道は初心者だった。
 病院からは小川さんに頭を打ったような痕跡はなく、外傷もないと連絡を受けているという。

■朝日新聞
2010年7月7日01時45分配信
柔道練習中に意識失い、中学1年の男子死亡
 静岡県函南町仁田の町立函南中学校(勝呂信正校長)で6月下旬、同校1年生で柔道部員の小川礼於(れお)君(12)=同町間宮=が練習中に倒れ、脳内出血で病院に運ばれたが、6日午後8時25分、死亡した。県警三島署が発表した。詳しい死因を調べている。
 同町教育委員会と三島署によると、小川君は6月27日午前7時半ごろから、同中学校の体育館の武道場で、部員15人ほどで練習をしていた。午前8時半ごろ、1年生6人が、1人を投げ役にして受け身の練習をしていた。小川君は、何度か投げられたあと、順番を待っていた時に意識を失って倒れたという。練習には、顧問の教師(44)が立ち会っていた。




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