高1柔道部員が熱中症で死亡(神奈川)

8月16日にまた高校1年生が亡くなっています。

東奥日報、北日本新聞、福島民報、京都新聞、岐阜新聞、大分合同新聞、佐賀新聞、長崎新聞、高知新聞、四国新聞など地方紙も皆一斉に掲載しています。
5月22日にも福岡で中学1年生の女子生徒が亡くなったり、5月21日には大分で高校1年生の男子生徒が遷延性意識障害となる重篤事故が発生しているので、心配が全国的に広がっているのでしょう。

今回も、またいつもの事故共通点が並んでいます。
・1年生
・長時間の練習
・部活での熱中症発生はランニング中が多い

寮生活だったようですが、きちんと睡眠は取れていたのでしょうか。
連日の暑さと長時間の練習で疲労が溜まっていなかったでしょうか。
お盆休みなどの後に、急に以前と同じかそれ以上の練習量をこなしていなかったでしょうか。
1年生に配慮した練習メニューになっていたでしょうか。
多臓器不全になるまでには周囲の人も気づく症状がいくつもあったはずです。なぜ助けられる時点で気づいてあげられなかったのでしょうか。

一度火を通した肉は二度と元の生肉には戻らないように、多臓器不全は内臓に熱が通ってしまった状態であり、こうなってから病院に担ぎ込んでも助けようがありません。

福岡の死亡事故も桐蔭の死亡事故も大分の重篤事故も、明らかに人災だと柔道指導者の方々に気づいていただきたいです。

毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150820ddm041040138000c.html
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH8N3GYMH8NULOB002.html
産経新聞
http://www.sankei.com/affairs/news/150820/afr1508200016-n1.html
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150820/k10010196061000.html
テレ朝
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000057108.html
日テレ
http://www.news24.jp/articles/2015/08/20/07307385.html
日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/sports/news/1525750.html

参考資料:柔道事故の危険な負傷-熱中症




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