2018年8月に発信した主なツイート

2018-08-01:福岡県柔道協会 絞め技で中2失神 指導者を厳重注意
https://mainichi.jp/articles/20180728/ddp/041/040/035000c
最高裁で「故意の絞め落としは違法」と確定されたから処罰を行う全柔連の危機管理意識は、あまりに低過ぎる。厳重注意程度でまるで他人事だ。 なぜ柔道人口が激減しているのかは、このあたりに答えがあるように思う。

 

2018-08-04:教育社会学者・内田良さん クールに「教育という病」分析
https://www.asahi.com/articles/DA3S13617757.html
9年前早稲田大前の喫茶店で初めて内田先生とお会いし夢中でお話ししたことが、まるで昨日のことのように思い出される。深刻な柔道事故問題を科学的根拠を基に訴えたいと模索していた私どもが内田先生と出会えた日だ。

 

2018-08-07:練習直後に倒れ…亡き女子マネジャーへ、捧げる2本塁打
https://www.asahi.com/articles/ASL7P2RPKL7PUOHB00N.html
女子マネが持病や不慮の事故で亡くなったのならばこの記事に共感できるが、女子マネは突然3.5kmを走らされて命を落としたのだ。 http://judojiko.net/news/2589.html
事故原因をきちんと究明してから、追悼していただきたい。。選手が指導者に「なぜ?」と問える関係性が、日本で結べているだろうか。

 

2018-08-08:明日9日22時からEテレで『奇跡のレッスン「柔道編」後編』が放送される。
http://www4.nhk.or.jp/wonderlesson/
前編では指示語と断定形しか発しない日本人指導者に対し機械的返答を繰り返していた生徒たちが、日常言葉で話しかけるフランス人指導者に対し自分の言葉で自分の考えを口にしていた。後編が楽しみだ。

 

2018-08-12:お盆休み後に発生する部活での熱中症事故には同じキーワードがある。
1.休み前と同じレベルの練習を即再開 →桐蔭高柔道部の1年生は10日間帰省した直後の部活で死亡
2.肥満傾向 →この1年生は120kg超の体重だった
http://judojiko.net/news/2528.html
熱中症は「あいにくの事故」ではない。十分気をつけよう。

 

2018-08-14:全柔連の指導者資格制度はこの6年間で何度も改定を重ね、改定の度に講習時間数が消え、指導者資格の段位が下がって、
資格がなくても学校や柔道教室で柔道を教えることができる。
http://www.judo.or.jp/p/32083
http://www.judo.or.jp/p/33783
http://www.judo.or.jp/p/34629
これで子どもたちの安全を確保できるのか?

 

2018-08-14:柔道人口が日本の3倍のフランスは、死亡事故も脳損傷事故もゼロだ。 フランスでは700時間以上の研修を受け国家試験に
合格しなければ指導はできない。 一方日本では10時間程度の講習と簡単な試験で終わり。子供達が、安全に柔道ができる指導者資格制度になってはいないと思う。
http://www.judo.or.jp/p/34629

 

2018-08-15:福岡県柔道協会 絞め技で中2失神 指導者を厳重注意
https://mainichi.jp/articles/20180728/ddp/041/040/035000c
最高裁で「故意の絞め落としは違法」と確定されたから処罰を行う全柔連の危機管理意識は、あまりに低過ぎる。厳重注意程度でまるで他人事だ。 何故、柔道人口が激減しているのかは、このあたりに答えがあるように思う

 

2018-08-15:2日本スポーツ振興センターが給付金を支給した中高の学校柔道事故は、1年間になんと25,838件(2016年度)も発生している。
毎日70人以上の生徒が治療費に5千円以上もかかるケガを柔道で負ったのだ。しかも、この件数には一般道場でのケガはカウントされていない。異常な数字だ。
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/anzen_school/tabid/1878/Default.aspx

 

2018-08-15:体操女子選手に暴力、元コーチを無期限登録抹消
http://news-geispo.2chblog.jp/archives/1072002400.html
アメフトも関東学生連盟が日大の監督とコーチを除名処分にした。 一方、全柔連は女子選手に暴力を振るった園田監督に対して戒告処分のみ。暴力指導者達を毅然と排除しないから、我が子に柔道をさせたくない親が増えるのだ。

 

2018-08-15:クラブ活動中の熱中症死亡者は40年で146人 夏場のスポーツに適切な判断求められる
http://wezz-y.com/archives/57456
この記事では野球の死亡件数が一番高いと注意喚起しているが、活動人数にしめる発生件数は柔道が際立って高い。 厚手の生地の柔道着を着て、柔道場で稽古するため、熱中症対策が重要だ。

 

2018-08-16:1954年8月 ル・モンド紙
「数週間前柔道家チャン・ツンウォンが試合中死んだことから、柔道に関する新法案が12日可決された。
この法案は教師資格と道場設備を対象としたもので、柔道教師資格は免許を必要とする。」 →フランスでは一人の死亡事故を重大視して、指導者資格が国家資格にまで整備された。

 

2018-08-17:教師への暴力 警察通報にためらい 閉ざされた学校の闇に迫る
https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20180817-00093407/
番組で元校長が「教師の負け」と表現していたが、まずは「暴力」は違法であることを生徒に学ばせるべきであり、学校内だけで問題解決しようとして、結果的に解決出来ずに、うやむやにすることがあってはならない。

 

2018-08-17:イギリスでも柔道で亡くなった子は一人もいない。脳損傷事故もゼロである。 安全な指導法が確立し、問題のある指導者は排除されている。
イギリス柔道連盟の「児童保護の方針・手続き」を翻訳したので、多くの子が亡くなっている日本と何が違うのかを学んでいただきたい。
http://judojiko.main.jp/apps/wp-content/uploads/2016/12/161125safelandings.pdf

 

2018-08-18:何十年にもわたって毎年4人以上の中高生が柔道で死亡してきた。
http://judojiko.net/apps/wp-content/uploads/2011/06/judo_fatal.pdf
日本の何倍もの柔道人口を有する海外でも死亡事故は発生していると考え、2010年に各国の柔道連盟に確認してみた。
http://judojiko.net/news/459.html
この20年間、海外では柔道の死亡事故や脳損傷事故は発生していない。

 

2018-08-18:カナダ柔道連盟は見ず知らずの当会からの問い合わせに、1990年代に続けて2人の子が亡くなったと正直に答えてくれた。
脳震盪を軽視してセカンドインパクト症候群で命を落としたとわかると、事故防止策をきちんと作り、以後カナダでは死亡事故も脳損傷事故もゼロになった。
http://judojiko.net/news/459.html

 

2018-08-19:フランスの人口は日本の半分だが、柔道人口は日本の3倍以上の57万人。
フランス柔道連盟ルージェ会長はテレビの取材に対し「他にこんな問題(死亡事故)を抱えた国を知らない」とコメントした。(’12 3/31) フランスで柔道指導者になるには、救急救命士の資格まで必要なのだ。

 

2018-08-19:ドイツの人口は日本の60%だが、柔道人口は日本の2倍以上の40万人だ。 そして柔道人口の70%は7歳から19歳。
正式なコメントではないが、死亡事故も脳損傷事故もゼロだとの回答を柔道連盟よりいただいている。

海外の柔道事故による死亡者数調査


ドイツもフランスも共に死亡事故や脳損傷事故はゼロだ。

 

2018-08-19:実はフランスでも死亡事故が発生したことを、フランス柔道連盟はきちんと公表している。
しかし、これは柔道クラブの冬のキャンプ中にそり滑りで立ち木に衝突して亡くなった事故であり、柔道そのものの事故ではない。それでもきちんと公表している。 ちなみにフランスの柔道人口の85%は18歳以下だ。

 

2018-08-20:オーストラリア柔道連盟トップに、暴力やわいせつを行った柔道指導者に対してどのような懲罰機関が機能するかを訊ねると、自分を指さして“Me!”と答え、指で首をシュッと切るしぐさをした。 もちろんオーストラリアでも柔道中の死亡事故や脳損傷はゼロだ!

 

2018-08-20:フランスの医師が書いた柔道事故に関する論文には、どこにも死亡事故や脳損傷事故の記述が無い。
問い合わせると「なぜ柔道と死を結び付けるのか?」と逆に問われ、日本の死亡事故の多さが、まったく理解できないようだった。ちなみに、論文は捻挫や骨折が多いことを危惧する内容だった。

 

2018-08-21:全柔連が第1回全日本知的障害者柔道選手権大会を開く。
http://www.judo.or.jp/p/45683
知的障害者が柔道を楽しむことは応援したい。 しかし、障害児の重篤事故を当会では5件も把握しており、その多くは顧問が障害児に配慮せずに、健常児と組ませて事故が発生しているのだ。 顧問は細心の注意をお願いしたい。

 

2018-08-22:柔道事故をAccidentで問い合わせしたら、海外のどの国からもInjuryで返信された。
何度かやり取りするうちに、Accidentは「予測できない、避けられない事故」、Injuryは「予測でき、避けられる事故」だということがわかった。柔道事故は「予測でき、避けられる事故」なのだ。
http://judojiko.net/news/2099.html

 

2018-08-25:月刊誌「近代柔道」9月号に、最高裁で「故意の絞め落としは違法」との判例が出たことが記事になっている。
どのような理由があろうと、故意の絞め落としは違法であり、犯罪なのだ。 生徒や後輩を故意に絞め落としている方々は、犯罪者にならないよう、肝に銘じてください。
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E6%9F%94%E9%81%93-2018%E5%B9%B4-09-%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B07F84FM5Q

2018-08-25:2003年7月高1男子生徒は、柔道部監督から絞め技を繰り返し受け、「参った」のサインをしても無視され、
「苦しい」と訴えても執拗に絞められ、頸部圧迫、胸部圧迫による窒息で死亡した。 監督は他の生徒も絞め続けたり、コンクリートに投げたりした。 それでも不起訴だ。監督からの謝罪も無い。

 

2018-08-25:2004年12月中3男子生徒は、柔道部顧問から袖車絞め(気管を絞める)で続けて2回も絞め落とされ、
更に滅茶苦茶に投げられて重い障害を負った。 傷害罪で書類送検されたが、「柔道場で柔道着を着て柔道技を使えば、どこからが犯罪か線が引けない」と不起訴になった。 顧問からの謝罪は無い。

 

2018-08-25:2学期になって柔道の授業が始まる学校が多い。 経験者vs初心者の組み合わせで事故が多く発生し、死亡事故まで発生している。
授業では経験者は投げられ役に徹し、投げる時も「手加減」を忘れてはならない。 また、教師は体重差や身長差のある者同士を組ませてはならない。
http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2015/11/anzenshido2015.pdf

 

2018-08-25:柔道の授業は年間せいぜい10時間足らずなのに、なんと中1から試合をさせる教師がおり、事故が発生している。
「初心者は少なくとも3ヶ月は乱取りさせてはならない」と全柔連が通達を出している。
http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2017/03/180409-jikojirei.pdf
お子様から様子を聞いて保護者の方々もおかしいと思ったらすぐに声を上げよう。




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